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まだ見ぬ景色 その先の

Thank-you Letter For The Most Memorable Christmas Eve

年末年始に、ある会社宛てにお礼状を書いていた。

 

個人的には知る由も無い方々なのだが、昨年12月、ある団体を通して思いがけない素晴らしいご招待にあずかったからである。

 

当日赴いた私と長男の、理想的には長男が主体で書く趣旨のものなのだが、それが出来ないので私の出番となった。

 

その会社のビジネスの性質上、ちょっぴりアーティスティックな感じのお礼状にしたい思い、あれこれと考えているうちにその当日ご縁のあった方々のお顔を描くことになっていった。

 

普段は絵も描かないし、まして鉛筆画、ペン画のようなものは初めての試みで鑑賞に耐えうるものができるかどうかもわからないまま、心のままに描いてみた。

 

 

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画用紙はイギリス製の水彩画用のクリーム色に、製図用シャープペン3mm芯のBを使った。

 

初心者なので写実に徹するしかないのだが、実は当初デザイン性のある絵を描く予定であった。

 

水彩画用紙を選んだのもそのためで、お顔を花に見立てて草花やプランターなどのモチーフを入れて着彩するつもりだったのだが、着彩がうまくいくかわからないし、また線のみの静かな雰囲気も味わいがあり、方向転換をした。

 

この2枚の線描画のお顔の大きさはほぼ同じなのだが、写真を一枚ずつしか撮る時間がなく、そのたった一枚の写りが良くなくて残念ではある。

 

ただ、私の記憶の中では実物はもっと繊細でクリアーな線で(*^o^*)、何より心を込めて描けたのでそれが重要かなと思う。

 

この中の数名と実際にお会いした場面は、若い方の優しい気持ちを受け取ったような暖かで幸せな一瞬のサプライズであった。

 

 

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左側は用紙の片側をエンボスの要領で額縁を形取って作った二つ折りのカード。

 

それぞれの線描画のサイズに合わせて作った額縁の部分にそれぞれを貼り、もう片側にメッセージを添えた。

 

右側にはその会社の方々へのお礼のメッセージをクラフトパンチャーで縁飾りをした台紙に貼って。

 

大きなカードの外側はしっかりとしたグリーン系のレザック紙、内側は金色の鳩と花束のプリント紙が新春の清々しさと感謝の気持ちを表しているようでそれを使った。

 

本当は息子の満面の笑顔もスケッチして感謝の印として添えたかったが、提出期限が来て断念をした。

 

全体の大きさはカードを二つ折りにしてA4サイズの封筒に収まるよう仕上げ、なんとか無事完了。

 

この手紙を見て読んで、送り先の方々の心がほっこりしてくれたらとても嬉しい。