Still Ongoing
パッチワークを取り入れたcartonnageの課題作品2点に取り組んだ。
箱の形、パッチワークを施す蓋のサイズも決まっているなど制約はあったものの、パッチワーク部分のデザイン、生地の組み合わせ等どちらの作品も気に入ったものになった。
パッチワークの素養はないが、2作品の蓋とも納得のいく出来で嬉しい。
後は本体の箱とうまくコーディネートして、いい佇まいの作品に仕上げたい。
こちらは、スターパターンにフレームとなる部分を取り入れてデザインした。
バスケットの木の蓋の部分を取り外し、表側、裏側共に装飾を施す。
14~15種類の生地を使い、アメリカンカントリーのテイストに。
パッチワーク部分は中に厚紙が入っていてcartonnage仕様である。
これは初めての試みで、台紙の鋭角部分をくるむ時の布の処理や、ジグソーパズルのように各ピースを隙間なく詰めて、全体の形も綺麗に仕上げるのに苦心した。
製作が秋が深まっていく時期だったので、そういう雰囲気があり、且つバスケットに似合う色の生地を選んだ。
内側は明るい生地にしたかったのでこの生地になったけれど、本体のバスケットが小ぶりなので、もう少し柄が小さくても良い。
ただ、時間も限られた課題作品としては満足で、このまま仕上げてあげたい。
もう一つのほうは、箱だけでなくパッチワークのテンプレートパターンも決まっていた作品。
生地やデザインに私らしさは出ている。こちらの製作は春が待ち遠しい頃だったので、そんな色や柄の生地になった。
このバスケットパターンで作ったものを、更に正方形台紙に乗せて蓋を作る。
正方形の本体箱の内側、外側両方の生地選びが簡単ではない。
使用する生地すべてがコーディネートされていて、且つ主役のパッチワーク部分より出しゃばってはいけないからだ。
このバスケットデザインもとても気に入っているが、このデザインにするために、2種類の大柄な生地のあちらこちらを惜しげもなくカットしなくてはならなかった。(T_T) ───O(≧∇≦)O────
スイスチーズのように、ポコポコ穴が開いてしまった生地を見ると少々胸が痛む。